10月21,22日広島の手づくりフェアに参加しました。
ブースでは大阪のフェアと同じくツヴィストししゅうを講習しました。
熱心に刺していらっしゃいます。
お帰りの際はみなさん決まって、楽しかったぁー!と
言ってくださったのが、うれしかったです。
広島ではひとりでブースと、
ホビッコランドのコーナーも受け持ったので超忙しい。
ホビッコのコーナーは手づくりしてみたい
元気なちびっこが集まりました。
いつも思うことですが、
フェアのブースに参加すると忙しくて、
私自身が他のブースを見られないということが
あります。とても気になるのです。
今回はちょっと朝の始まる前に回って見ました。
珍しいのでご紹介します。
針のパックの仕方です。
広島は針の生産で有名で、技術レベルの大変高いメーカーが
あります。広島に来て、それを知ったのですが、
会場で針刺しの実演を見ることができました。
針を購入すると、紙にきれいに並んで刺して入ってますね。
あれを丁寧に仕上げていきます。
手作業だったのですね!
土台の紙を置きます。
次に針がまとめて入れてあるボックスみたいなのを
がりがりっと左右に動かして
必要な数の針を溝に入れます。
丁寧にゆっくりとレバーを引きますと、
針が紙にとおって、うまく二つの畝の形にあがります。
次にへらを持って針穴のところをなでます。
薄紙をのせ、銀紙に包み、さらに商品のパッケージに入れ、
ビニール包装に入れます。
丁寧な仕事です。針がいとおしく感じられます。
にじみ出る職人オーラがわかります?
渋みのある方です。
準備中にもかかわらず、実演いただき、うれしかったです。
Moda
お誕生日会
カロナ
アーミッシュのことを少し書きます。
アーミッシュは厳格に保守的な暮らしを守っている人たちです。
服装は昔から変わらず、男性は黒い服に黒い帽子、
女性は紺、紫などの無地に白いエプロン、白いボンネットを
かぶっています。行ったときは暑かったので、
白いシャツに黒いズボンで麦わらの帽子姿の男性を見かけました。
驚くことに、車やインターネットの普及したアメリカで
電気を使わず、農耕は馬を使い、外出は馬車を
使っているんですよ。
車がびゅんびゅん走っている横に
舗装されてない土の道があり、
馬車が通ってました。
これが普通の光景なのですね。
だから、カロナでも中心部から少し離れると、
道に馬のうんうんが・・・
機械文明から遠ざかって自分たちの絆でつながっている。
家もその村の人たちで集まって、立てちゃいますし、
子供たちの学校も自分たちで運営しています。
農耕が主体ですが、カロナの町ではアーミッシュの男性が作った
椅子、たんすなどの家具や、木製小物が売っていました。
見事な美しさで感動しました。
女性はキルトや編み物、料理を母から娘に受け継いで
いっているようです。
アメリカに行って知ったことで、意外だったのは、
アーミッシュの人たちも、税金を納めているということ。
きっと国から保護されているとばかり思ってましたが、
彼らなりのプライドを感じました。
古い映画ですが、ハリソン・フォードの「刑事ジョン・ブック
目撃者」を見ていただくと、アーミッシュの暮らしが見えます。
労働を主体とする暮らしを続け、おごり、物欲を持たない
アーミッシュの暮らしはどうなんだろう?と思っていましたが、
アイオワに行って、自然で広大なとうもろこし畑を背景に、
アーミッシュの文化にふれることができて、ますます
アーミッシュキルトが好きになりそうです。
アイオワシティ
AQSキルトショウ
アメリカ、アイオワ州デモインのキルトショウをみてきました。
おおらかな人間性あふれる作品から、ため息がもれるレベルの高い作品まで
ゆっくりと見て回ることができました。
国は変われど、キルターは同じで、
みんなそれぞれにショウを楽しんで、おしゃべりが弾んでいましたよ。
*キルト作品 受賞した作品をはじめ、たくさんの展示。
ほとんどがミシンキルトで仕上げています。
中にはミシンししゅうとペイントで絵画のような作品があり、
美しさと根気に言葉を失います。
日本と違って、展示作品は割りと自由に写真を撮っていいようで、
私もキルトの施し方の参考にたくさん写してきました。
*ロングアームミシン 実際使ってみると、思っていたより、すーーごく軽く使いやすい感じ。
針目が自動でそろうし、手を放せば針も止まるすぐれもの!!
実にスムーズ。
コンピュータをつなげば、勝手にキルトしてくれるし、
ちょっと高価ですが・・・日本にもディーラー欲しい。
*ショップ ブースがすごい数!
それぞれお店の飾りつけもかわいく。いつまで見てても飽きない。
以前から欲しかったルーラーをゲット。早く作品作りたーい。
ショップ内は商売なので写真は撮れませんでしたが、ほんとかわいい。
ハロウィンとクリスマス前なので、どれもラブリーすぎる。
思いがけず、ミズーリ・スター・キルトのJennyさんに会えました。
おしゃべりできて、楽しかった。めちゃめちゃ明るい人。
そういう訳でキルトのアメリカ事情もいっぱい見て、この後、アイオワシティに移動。
キルト村のカロナに行きます。
続きは明日。